ワシントン州のオリンピアから車で20分ほどにある、インディアン居住区の中の学校を訪れました。その学校では小学校1年生から中学校3年生まで約100名の生徒が学んでいます。殆どの生徒がインディアンの血を引く生徒さんです。最近はインディアンの家族も普通の公立校に自分の子供を行かせる親も多く、生徒の数も減少しているそうです。
私たちは学校の体育館に通され、生徒数名がネィティブインディアンの伝統のダンスで私たちを迎えてくれました。その後全校生徒の前で江本代表の講演会が開かれました。子供たちは興味津々に江本代表の水の話を聞き入っていました。その後、みずからのでんごんの子供の本を皆に配り、一緒に学校の給食を食べました。とてもオープンマインドでフレンドリーな子供たちばかりです。
昼食後に私たちは低学年の生徒数十名と校長先生らと学校から歩いて2分ほどのところにある、川へ行き、一緒に祈りのセレモニーを行いました。
ここでも江本代表が水への言葉がけをし、そしてそれを皆で唱和しました。
その後、校長先生が、川に対して、「お水がなければ私たちは生きていません。」「このお水がいつまでも輝いていけるように守りましょう。」
子供たちは校長先生の言葉に静かにうなずいていました。
水の結晶のお話は、どこの世界でもネイティブの方々に大変な共鳴をいただいています。
今回はアメリカのネイティブインディアンの子供たちの学校で、こうして水のお話や、セレモニーを行うチャンスを頂きました。
子供たちは本当に純粋で、水に対して祈るということを、何の抵抗もなくしておりました。
きっと先代から「水との対話」というものが受け継がれているのでしょう。
彼らがこれから大人になっても、純粋に輝き続けられるような世界になっていることを心から祈りたいと思います。