③2016年8月ドミニカ共和国編『水からのでんごん』の旅
③2016年8月~ドミニカ共和国編~『水からのでんごん』の旅
8月19日からドミニカ共和国のプンタカナというリゾート地で、「第2回国際ピース&ライト会議」が開催されましたので、18日にモントリオールを出発し、アトランタを経由し、プンタカナに行きました。なんと、このドミニカ共和国のイベントには、モントリオールから私を含めて8人の講演者が参加しており、場所が変わっても、同じ顔ぶれの仲間たち(私なんかとは格が違う著名な方々)が、この世の中をより平和にするために、同じように世界を歩き回って活動しているのだと思うと、とてもありがたく、深い絆を感じました。
(ドミニカ共和国の会場)
モントリオールは夏とは思えないほど寒い日が続いていましたが、ドミニカ共和国は東京のように暑く、湿度も高く、そして日差しが強かったです。
会場となっているリゾートホテルの目の前は何と透き通るように美しい海、そして真っ白な砂浜です。泳がずにはいられません。二度とドミニカ共和国に来れることはないと思い、毎朝頑張って早起きし、6時過ぎには海で泳ぎ、8時に朝食、そして9時からコンファレンス参加というスケジュールでいきました。
(ドミニカの海岸) (ドミニカの朝日)
また、嬉しいことに、昨年3月にチリで私の講演を主催してくださったモニカさんが家族で来てくださっていて、1年半ぶりに皆に再会でき、毎晩皆でお食事をすることができ、本当に嬉しかったです。
(チリから駆けつけてくれたモニカさん)
ドミニカ共和国の主催者、アンヘル・ルイス・フェルナンデス博士は、温和、謙虚、心の優しい方で、イベント開催中、講演者たちに何度も声をかけて下さり、一人一人が居心地良く過ごしているか、このイベントを楽しんでいるかと、穏やかに話しかけてくれました。世界をより平和な所にするにふさわしい方だと尊敬します。この主催者がトップにいらっしゃるので、他の関係者も皆穏やかで、優しい人たちばかりでした。そして私の成田からシアトルまでのフライトをビジネスクラスにしてくださったのも納得がいきました。本当にありがたいことです。
(主催者のフェルナンデス博士と)
とは言え、今年は、ドミニカ共和国のイベントも去年よりも参加者が少なく、200人まで来場者がいなかったそうで、こちらも赤字のようです。講演者は15人はいたと思いますので、かなりの損失ではないでしょうか。平和活動を一生懸命にしている組織が開催するイベントは、最終的に赤字になることが多く、いかに集客をうまくやっていくかが問題のようです。世界トップレベルの講演者たちが集まる意味深いイベントなのですから、せめて赤字になることがないよう、もっともっと多くの人たちに話を聞きに来てほしいものだと、心から思いました。一度にこんなにすごい講演者が集まる国際会議など、めったにないので、本当にもったいないです。
(ドミニカ共和国講演の様子)
モントリオールにはない顔ぶれで、ドミニカ共和国でちょっと目立ったのは、舞台の上からただじっと皆を眺めているだけで、それぞれの病気や抱えている問題などが改善すると有名なBraco(ブラッツォ)さんがいらしており、毎日1,2回ゲージングしていました。
最近日本でも少し有名になってきているようですが、朝夕、ホテル内で何度もお会いし、電話でお話ししているブラッツォさんを見ると、私たちと同じ普通の人間のような気がします。ブラッツォさんを見ると、涙する人たちが世界中にたくさんいるようですね。
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